[中編・シリーズ]

説明
言葉の代わりに、君はただ首を振った。
「忘れていいよ。僕も忘れるから」
押し付けた花束
幸せだ、と自分を騙した。
空っぽの僕を、愛で満たして。
「さようなら、好きでした」
(そんな言葉で僕を騙せるとでも思ったのかい)
君を連れて逃げ出せば良かった。
どうかいつまでも寄り添ったままで


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