身体は彼のものでも、心は貴方のもの。

自分が消えてしまうなんて考えたくはないけれど、この身体は元々彼の物だから。
いつかは返さなければいけないのだろうね…。


ねぇ、テツヤ。
彼がお前を愛しているように、僕もお前が好きなんだ。

せめて、僕のこの愛を受け止めて。

心だけでも、生きられるように。



身体は彼のものでも、心は貴方のもの。




……8<………補足。…



赤黒←赤。
赤司サンド好きです。

黒子の事が好きでずっと側にいたいけれど、黒子が好きなのは俺司。
"もう一人の赤司"として自分が俺司の身体を使っている事も、黒子を想う心も、決して許されるものではないのだと、僕司は解っています。

それでも自分はここにいる。
自分を"無"にしてしまうのは寂しいし、怖い。

この身体を自分のものにする事が叶わないなら、せめて、心の在処は自分で選びたい。
受け入れてくれなくていい、ただ受け止めて欲しい。

黒子へのこの愛だけは、誰のものでもない、"僕"のものとして、黒子の心の隅で生かしておいて。






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