空っぽの僕を、愛で満たして。
目に見える物しか持たない無知な僕。
彼はそんな僕から逃げるどころか「キミが好きです」と頬を赤く染める。
何なんだ、こんな感情、知らない。
何もなかった僕の胸を"何か"が埋めていく。
そして、彼の指先が僕に触れた瞬間、役立たずの壊れた心臓が初めて脈を打った。
空っぽの僕を、愛で満たして。
……8<………補足。…
黒子に出会うまで、人として大事なことを何も知らなかった赤司。
黒子に触れられて初めて感情を知り、人間として生き始めました。
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