押し付けた花束
欲しい物は何でも買えた。
でも、お金ではなく自分の力で喜ばせたかった。
「これ…征くんがつんできてくれたんですか?」
地味で慎ましく、でも強く美しい花。
「ありがとうございます!」
泥で汚れた僕の手を柔らかく包むテツヤの咲き誇る笑顔は、僕があげた花よりもずっときれいだった。
押し付けた花束
……8<………補足。…
ショタ赤黒を書いたつもりですが、あまり幼くならなかった…。
でも高智さんが喜んでくださり、かわいい絵まで描いてくださいました。
絵は高智さんのサイト『
空模様
』で見る事ができます。
高智さん大好きです。粋は幸せです…。
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