「忘れていいよ。僕も忘れるから」


穏やかに過ぎ行く時間の流れは着実に明日へと向かう。

今日こうして二人で過ごした幸せな時間はリセットされ、目覚めたらまた僕を知らない君が微笑むのだろう。

少し寂しいが、大丈夫。

君が毎日僕に恋をしてくれるように、僕も何度だって君を愛すればいいのだ。



「忘れていいよ。僕も忘れるから」




……8<………補足。…



記憶が一日しか持たない黒子と、それに寄り添う赤司。

過去も未来もなく、"今"だけ。

そんな二人です。






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