「ハルハルインタビューのお時間です！突然ツナさん達の前に現れたスーパーキュートなお2人ひとりづつインタビューしちゃいます！」

「ハル！いきなりやってきたと思ったら…！またリボーンだな！」
「綱吉君の周りの女子のレベル高いよね」
「ね。何気にね。」

「えりかともえはママンがひったくりに合った時に助けてくれたんだよな」
「あーきっかけそうだったよね。」
「あたし綱吉君を前に敵前逃亡したもん」
「はひー！ひったくり犯を捕まえたんですか！？」
「ちょっとテンパってぶちのめした」

「身長と体重、誕生日を教えてください！」
「誕生日。もえは秋生まれ。あたしは春生まれの年長さん！」
「身長。ウチは綱吉君より高く獄寺より少し低いよ。えりかは綱吉君と同じくらいかな」
「体重は、2人して最近美味しいものばかり食べれているので増加傾向にあります。以上」

「ツナさんの周りは外国の方が多いんですが、お2人も外国の方ですか？」
「もえはともかく、あたしは純日本人」
「ウチはブラジルの血が少々。」
「顔はばっちり日本寄りだよね」
「ブラジルですか！もえちゃんのパワフルさの源はそこかもしれませんね！家族と仲はいいんですか？」
「父親がやたら世話焼きだったせいか、戦闘教育学校以外で武器の使用を認められなかった」
「いつも周りに舎弟がいた」
「どんだけお嬢さまなんですかー！まるで鳥籠に囚われたプリンセスです！」
「拳銃持つプリンセスってどうよ」
「最強装備だよ。王子もこれで撃ち抜こう」

「えりかちゃんは家族とは仲いいですか？」
「あたし？親戚からなにまで皆一つ屋根の下だけど仲いいとかはないかな。」
「おじいちゃんとおばあちゃん皆一緒なんて羨ましいですー！」
「知らないって幸せな事だよね」

「お2人はとっても仲良しなんですね！なり染めを教えてください！」
「いつの間にか結婚してたのかウチら」
「もえと出会ったのは戦闘教育学校幼稚部だよ。えーと、わかりやすく言えば幼稚園からの付き合い」
「じゃあ友達歴は長いんですね！」
「友達というより相棒って方が強いよー」
「誰かボケにつっこめや」

「とってもパワフルで将来は旦那さんを尻に敷きそうなお2人ですね！あ！聞こうと思ってたんですけど好きな人ってやっぱりいるんですか！？」
「ハルちゃん……！」
「はひ？あれ！えりかちゃんのお顔が真っ赤です！ビンゴですね！聞いてみましょう！」
「聞かんでいいわー！」
「こいつの場合はあからさまじゃない？」
「え！？えりかちゃん好きな人いたの！？」
「ツナさん！ここからはガールズトークですよ！男子禁制です！」
「インタビューじゃないのかよ！てかここ俺の部屋だぞ！」
「ささ！教えてくださいー！」
「…あたしに色んな心をくれる人で、笑顔が眩しくて優しくて、すこし強引に物事決める天然さん」
「ひゃー！素敵な人です！爽やか笑顔の天然さんですかー！まるで山本さんみたいですね！」

ズダアアアン！

「うわー！！えりかが顔面思いっきり机にスライディングしたー！！」
「心配ない。ちょっと鎮めた」
「あんたのデコが沈んでるよ！！？」
「ちーっす！おじゃましまーす！」
「あ！山本！」
「そろそろ帰ってくっかなーと思って迎えに来たんだけど、あれ。えりかなにやってんだ？」
「なんでもないなんでもない！ちょっとした、ヤンチャ！」
「ハハハッ！元気なのな！そろそろ飯の時間だから迎えに来たぜ」
「あ、そうなんだ。じゃああたしこの辺で失礼！」
「じゃあねーまた明日学校で！」

「……えええー！山本さんとえりかちゃん同棲してるんですかあー！？ハレンチ！ハレンチですう！」
「それが同じ部屋で寝起きしてるにも関わらず何も無いのがもったいないのよねー」
「リボコ！またお前かよ！」
「なめないで！」
「床まで一緒なんですか！？新婚ですか！？」
「てか、俺も初めて聞いたんだけど…！さすが山本…寛容過ぎる！」
「えりかの気持ちを考えれば、山本は案外罪な男なのかもしんねーな」

「ハイスペックガールえりかちゃんのドキドキライフを覗いちゃったところで…もえちゃんはどうですか！？気になる異性のひとりふたり！」
「なんていうか、あれだよね。最近関わり出して憧れの人はいる」
「きゃー！クールビューティなもえちゃんはどんな人にハートを射止められたんですか！？」
「それが、転校初日にスカート捲ってきたハレンチ野郎なんだけど」
「はひ！？なんですかその変態は！？」
「我が儘の王様で暴力大好きの不良でバイクの音煩いんだけど、なんだかんだ助けてくれるからさ…」
「不良ですか！？もえちゃんはオラオラ系がタイプなんですね…！あれ、ツナさんが項垂れてます」
「転校初日っていったら……ひ、ひば…」
「おーっと奈々さんの声だ。ハルちゃんも夕飯一緒にどう？だって」
「いいんですか！？ツナさんのお母様はやっぱり素敵です！今回はこれで終わります！シーユーアゲインです！」


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