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14?

眩しい空に手で傘を作りながら飛んで行くそれを眺めている。

あー、すごい。ネビルどこまで行くんだろう。

只今、原作通りネビルが箒に飛ばされちゃってます。

ずいぶん高くまで上がるんだなー。てか、箒って本当に飛ぶんだね。マグルの少年少女の夢叶っちゃったじゃん。でも乗るのは難しいみたいだね、うん。

なんて、呑気に納得していれば飛ばされていたネビルが落下に切り替わった。


「あ」


そして変なことを思いつく。ここで私がネビルをキャッチしたらどうなるんだろう。

私はフラフラと誘われるようにネビルの落下地点に近付いて行った。ハーマイオニーが何か言ってたけど気にしない。

あ、もうちょっと。ネビル、ギャーギャーうるさいな。いっそのこと気絶してくんないかな?

あ、こっちかな、いや、こっちだな。

もうちょっと右?いやいや、行き過ぎだ。

あー、来る来る来る来る。

あれ?これキャッチじゃなくて、直撃衝突だったり?

あはは……。

落下する物って、確か重さ増えるんだよね。


あー、やばいな。もう避けられないし。ネビル、怪我しないといいな。

私は鈍い衝撃と共に、意識を手放した。

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