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そういえばティーチは知っていたんだ。迷い子がどういう存在なのか。だから、だからあんなことを……。


「お前が迷い子だということは誰が知っている?」

「んー、白ひげと隊長とか一部の人間かな。あと、たぶんシャンクスらへんも知ってると思います」

「……そうか」


やけに神妙な顔付きの彼に首を傾げる。どうしたというのだろう。


「下手に口にするなよ」

「え」

「……狙われるぜ」


あぁ、なるほど。過去は良いとして、未来を知っているとなると話しは別だ。利用価値が出てくる。


「分かりました」

「なら良い。続きをベッドでするぞ」

「えっ、ちょっ、待っ!」


一つも伝えられぬままベッドに押し倒されてしまった。さすがクロコダイル、やるな。

まぁ、抵抗なんてできぬまま今日も抱かれるのだった。


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