檜佐木とバイク




「外が喧しいのう」
「は。この霊圧は檜佐木九番隊副隊長かと」

「檜佐木さん、何スかそれ」
「現世のバイクっつうやつだ」

「ばいく?」
「おう!現世の液体燃料で走るんだぜ」

「瞬歩の方が早くないスか?」
「バッカ!カッコイイだろ!?俺っぽいだろ?」

「いや…なんか煙が臭いし」
「バッカ!それがカッコイイんだってのに!」

「音、五月蝿くないスか?」
「え?何てぇ?」

「檜佐木さんのバーカ」
「阿散井、覚えとけ」

「聞こえてるし…」
「乗りてェ?」

「まぁ。興味ない訳じゃないし」
「ふふん!乗せてやろう!」

「イヤ、様子見してからで」
「俺が手本見せてやるよ」

ドッドッドッ!

「五月蝿ェェ!誰だぁ!」
「日番谷隊長っ!?」

「松本がトンズラこいてんだよ!機嫌をこれ以上悪くさせるんじゃねェェェ!」

「すみませんでしたぁ!」
「阿散井、同罪だ」

「え?」
「うし!」
「え?」



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