射場と荒巻に檜佐木でこどもの日




「荒巻け?何しとるんじゃい」

「射場副隊長っ!いや、実はですね…」

「隊長がのぉ。ま、草鹿には甘いっちゅうか。気にかけとるわな」

「えぇ。微笑ましい限りでぐぇっ!」

「荒巻ィィ!しっかりせんかぃ!」

「草鹿、落ち着けって」

「檜佐木と草鹿か?何で二人なんじゃ。荒巻が心配しとったんじゃけぇ」

「すんません。たまたま一人なのを見つけて、聞けば、まきまきがどうこう言うんで」

「よう連れてこれたのぅ」

「多分、その荒巻さんスか?金平糖の匂いかと」

「恐るべき嗅覚と執念じゃ」

「荒巻鮭、剣ちゃんとこに帰るよー」

「ぐぇっ!はい、はい、ただ今っ」


「鯉のぼりを買う荒巻鮭ってか」

「檜佐木、おもんないぞ」

「くっ…」


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