死にたがりの勇者と守り人 語り

執筆した小説「死にたがりの勇者と守り人」(以下しにまも)の作者的語りです。


しにまものテーマは二つあります。
一つ目は、「ゲーム」です。これはそのまんまです。そもそもこの小説を書くキッカケになったのは、某サイトのゲーム小説コンテストでした。やってみよっかな〜なんて思ってから、ぼちぼち書き続けていきました。結局投稿はしなかったのですが、こうして公表出来て良かったです。
次に二つ目は、「ゲームに逃げてもいいじゃないか」です。これもまあ、言っちゃえばそのまんまです。現実に疲れたら、ゲームに逃げてもいいじゃないか。ゲームを楽しんで、嫌なことを忘れてもいいじゃないか。それでまた頑張ればいいじゃないか。そういう思いで書いてました。
……正直そのテーマなら、渚のキャラ設定は少しズレてないかと書き上げてから思いました。でもまあ、これはこれでいいかなって思ってそのままにしました。

ところで、しにまもに出てくるキャラ名は全て、それぞれとある言葉のアナグラムになっております。人間三人は明かさない限り恐らく分からないとは思いますが、それ以外なら察しのいい方なら分かるんじゃないかな〜と思います。一番分かりやすいのはカンセですね。お暇な方はぜひ考えてみてください。

しにまもを執筆する上で一番苦労したのは、一人称小説にするか三人称小説にするかでした。はじめは書きやすい一人称で書いていたのですが、公募なんてしたことなかったので、「こんな砕けた書き方でいいのか…?」と迷走し、結局三人称に書き直し。けど読み返すと面白さが半減した気がして、結局一人称で書き直して、ついでに加筆して公表した次第です。本当に疲れました。

何だかんだあって書き上げましたが、何だかんだ楽しかったです。普段は超長編小説を書いているせいで、完結というものになれていませんでしたが、終わりっていうのはやっぱり気持ちいいものですね。また何かあれば、こうして書いてみたいと思います。

死にたがりの勇者と守り人、読んでくださった皆様には感謝です。ありがとうございます。


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