白面金毛九尾の狐

年を経て妖力を増した狐は尻尾が増えていき、最終的には九尾にまで増えて行くと言われていた。
平安時代末期、白面金毛九尾の狐は鳥羽上皇に玉藻前(たまものまえ)として仕え絶世の美女と呼ばれたという。白面金毛九尾の狐は酒呑童子、崇徳上皇とともに日本三大悪妖怪ともされ、その実体は狐の姿をしているとも、狐の尻尾を生やした人間の姿をしているとも伝えられている。この百鬼夜行に参加している彼女は今上皇どころか二年も自室に引きこもり日々堕落的に過ごす少年に仕えている(?)ようだが国家を傾ける純粋な愉悦への好奇心は健在のもよう

「あらあらあら、お久しぶりです白面金毛九尾の狐こと狐のエネ様でっすよー!私がしばらく来てない間にまた面子が変わったようですねえ、今年の殿方もなんとまあ、美味しそうな事で…。夏の暑い熱い夜行に参りましょうか!」

Actor:エネ

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