妖怪と人間

《住民》



異なる容姿や物事の善悪、価値観の違いから衝突する。
人間とは異なる容姿から危険視され、最初は幕府が力で妖怪を制圧していた。

最初の頃こそ、まだ対等の立場であったものの時が経つにつれ妖怪差別は酷くなり、酷い扱いを受けていた。もはや奴隷である。

何かと人間と妖怪が衝突する事が多々あり、幕府は妖怪殲滅令が発令。本格的に妖怪狩りが始まり、有害指定の妖怪は殺され、一時は妖怪の姿が消えた。


中には妖怪殲滅令に反対するものもいたが、当時の将軍と家老が反対を押し切り、発令した。


妖怪の姿が消えて数年後、神影率いる妖軍(現 新王軍)が現れ、幕府を倒し、新たな支配者としてハグスパラレルに君臨する。

雰総家を攻撃されている時、幕府に仕える名家などもゲリラ襲撃され、迎え撃つ前に壊滅状態に追いやられた(この時に将軍は討たれ、葵は新王軍に捕らえられた)

そして人間の上に立った妖怪は今までの恨みを晴らすように今度は人間に対して理不尽な御触書や差別をするようになる。


人間達への見せしめに葵を公開処刑されそうな時、暫く息を潜めていた旧軍が現れ、葵奪還と共に最後の悪あがきをする事になる。


葵は幕府将軍の次男(長男は行方不明)の為、人間達にとっては希望の光。新王軍は最後の希望を摘み取る為、旧軍を追い詰める。




・妖怪殲滅令
有害妖怪と無害妖怪が決められ有害妖怪は無差別に殺してよいものとする的な、人間の感覚だけで決められた理不尽な令。


・理不尽な御触書
毎月約20万相当の税金を支払う、土地代を払わせる等。払えない場合は問答無用で殺されるか、罪人として捕まる。






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