SSS



俺、シドレ、アイの3人が同じ部屋で寝ることはよくあった。シドレは俺たちを男として見ていないように、俺たちもシドレを女として見たことがなかったから一緒に寝ることに抵抗はない。
だから昨晩も一緒に寝ていた。
夜遅くまで仕事をしていたのだ。今日はたまたま監視カメラで録ったビデオの整理が残業として残り、山ほどあるビデオを棚に指定された通りしまっていた。
疲れて俺たちはそこから近い諜報部の会議室で寝ることにした。毛布を敷いて3人が川の字で寝る。俺とアイの間にシドレを挟んで目を閉じた。

それがいまここに至るまで俺が持っている最近の記憶だ。



「うぅ……、わ、わーる……」



腕のなかにシドレを抱きしめ、背中を優しくさすった。シドレが本気で泣く理由は頷ける。

朝、起きたらシドレが男の身体になっていたのだ。

あるはずの胸がなく、一番最初に起きたアイがシドレをみて俺たちを起こした。過去のトラウマから男性恐怖症になったシドレはまさか自分が男になるとは夢にも思っていなかったようで顔面蒼白になったままだった。



「これ、夢か?」

「夢なわけないだろ。……さっきツバサに連絡したからすぐ来ると思う」






ここで終わりです(`・ω・´)キリッ
すみません
オチもくそもありません
ちなみにワールのこれは夢です


2012/04/15 11:54



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