ハンドルネーム

◎会話文







「ねぇねぇ神木さん、私気づいたの!」


「……何によ」


「ハンネってあるでしょ?」


「ハンネ…あぁハンドルネームね…(…そういうのやってるのかしら……)」


「そう!それでハンネには、よく『りん』って名前の後ろにつける人が多いの!」


「……『まりりん』とか…『きりりん』とか?」


「そうそう、『ななりん』とか!」


「まあ…そうね……。…もしかして、それだけ?」


「そうだよー?」


「それだけのためにっ…私を引き止めたの!?」


「そうだねー」


「もうバッカみたい!ハッ、じゃあ奥村燐に『りん』つけたら『りんりん』じゃない!笑えるわね!」


「……神木さん、今なんて言った?」


「ハ?…燐に『りん』つけたら『りんりん』になるって、くだらないことよ」


「燐に『りん』で『りんりん』……雪ちゃんに『りん』で『ゆきりん』………。ああっ!!」


「わっ!何よいきなり大声出して!」


「志摩…しま……『しまりん』……勝呂…すぐ……『すぐりん』……メフィスト…メフィ……『メフィりん』……アマイモン…」


「ちょっ、ちょっとあんたっ何!?ブツブツブツブツどうしたのよ!?気味悪いわよ!!」


「えへ、えへへへへ………」


「ちょっと!!?」


「ありがとう神木さん、これでいい本が描けそうだよー!」


「………本当に不思議ねあんた……。不思議通り越してるわ………てか本って何よ…」


「あっ、忘れないうちに描き始めないと!じゃあばいばーい神木さん!!」


「ハ…、ハァ?」








―――――――――――――――
なんかすみません(´゚ω゚`)

このシリーズ続けられるんでしょうか……。



since.7.18.




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