ナンパされる彼女を助けてくれる

【走】
ナンパだとは微塵も思ってないから「知り合いですか?俺あっち行った方がいいですよね?」と彼女に耳打ちする。だけど、違うよナンパと彼女が走の手をぎゅっと握ると「…ごめんなさい。これからこの人とデートなんで」と言うなり彼女の手を引いて走る。手加減してくれてるらしく、走ってる最中は何度も振り向いてくれる。

【榊】
彼女の前に立つと「お前ってこういう奴が好きなのかよ」と横目で見る。「違う。浩介が好き!」「だよなぁ」口元緩めながら呟いた榊は、男を睨んで「今のちゃんと聞いてました?悪いんですがこいつが好きなのは俺なんで」と自慢げに笑う。見事撃退してくれた榊にかっこよかったと言えば「それは良かったな」と顔赤くして横向く。

【王子】
「実際にこういうことをする奴がいるとは思わなかったな」溜息つくと「…漫画でもそうだけどこういうことは嫌がられるから辞めた方がいいんじゃないかな」とわざわざ言いに行く。何言ってんだと言われても「これだからこういう奴は嫌いなんだ」と呟くと男を無視し彼女の腕引いて歩くけど、王子の顔を見た男が勝手に逃げる。

【神童】
「…あの!この子に何か用事ですか?」彼女の前に出て男との間に立ち塞がる。神童が舐められそうになっても「この子に何か用事があるならまずは彼氏の僕が聞きますから」と怯まずに男をきっと睨むし、男がどこかへ行くと「…ごめんね、怖い思いさせてしまって…。大丈夫だった?」と心配そうに眉をひそめて顔を覗き込んでくる。

【ニコチャン】
「どうした?」と彼女の所にやって来ると男たちが勝手に逃げ出していく。「なんだぁ?あいつら」頭を掻くニコチャンに、ナンパかもと答えれば「は?ナンパ…?ってあのナンパか?」と驚いてるけど彼女をちらりと見て「…まあ気持ちは分からんでもないけどなぁ」と小さく呟くと「……ここでも掴んでるか?」とぎこちなく腕を出す。

【ユキ】
「何やってんだ…」と溜息つくと「こいつがどうかしました?」とわざとらしく男を睨んで牽制しながら近づいてくる。道を聞いてたと言われると「あー、それなら俺の方が分かるかもな」と手っ取り早く説明し終えて彼女を真っ直ぐ見ると「…もうちょっと危機感持ってくれると助かるんだけどな」と再び溜息つきながらも笑う。

【ハイジ】
「俺の彼女に用事でもあるのか?」笑顔だけど目が笑ってないハイジは「ちなみに俺は彼氏の清瀬灰二だ」とナンパだと分かっててあえて自己紹介する。大丈夫ですと男が逃げていくと「やっぱりお前は可愛いんだな」と困ったように笑ったハイジが「…まあ他の奴にお前の気持ちを向かせるつもりはないけどな」と指絡めて恋人繋ぎ。

【ハイジA】
ナンパ無視して「悪い。待たせたな」とやって来たハイジに男が食い下がれば「俺の彼女に用事か?」とハイジは笑顔だけど目が笑ってない。ハイジに圧倒されて男がやっと引き下がると「時間も使ってしまったことだし行くか」と彼女の腰を引き寄せ「もうこの子には声を掛けないでくれると助かる」と笑って言い残し去っていく。



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