お疲れ様!

【亮介】
「すごいね、お前は。お疲れ様」ニコニコしている亮介は頭をぽんぽんした流れで顔を近づけ髪を撫でてくる。「…え、なに」「邪魔するわけにはいかないし今まで我慢してたからさ」「…だからなにが」いつの間にか押し倒されてしまい狼狽えていたら、クスッと笑った亮介が「イチャイチャしよっか、今までの分も。いっぱい」と耳元で囁くからぎゅっと目を瞑ると亮介の唇が目に触れた気がする。

【御幸】
冷蔵庫を覗く御幸に手招きされて隣に行けば「今日何食いたい?」とこっち見て首を傾げる。「なんだろ…でも冷蔵庫何もないね」「そうなんだよ。だから買い物から行かねぇとなの」溜息ついた御幸になんでもいいよと言おうとしたら「あ、なんでもいいはナシな」と先に言われるし、「俺がお前のこと労ってやりたいだけから遠慮せず何でも好きなもの言って」と微笑む御幸に頭をぽんぽんされる。

【倉持】
「…お前中々やるなぁ」感心したように呟いた倉持は「まあでも、お前ならやるって思ってた」と嬉しそうに続ける。「そうなの?」「お前が頑張ってたのはずっと見てきたからな」目を細めてにっと笑うと「お疲れ」と頭の上に手を置いた倉持が「…ヒャハハ!じゃあ今日は今までの分もたっぷり休むか」と悪戯っぽい笑みを浮かべつつ「お前何のゲームがいい?」って楽しそうにゲーム機を取り出す。

【東条】
「お疲れ。すごいじゃん」笑顔で両手を上げた東条とハイタッチをすると片手を取られ繋がれる。そのまま歩き出す東条に、どこか行くの?と聞けば「ご褒美買いにいかない?」と目を細めた東条が手を繋いだまま上着を着せようとしてくる。「…やりにくくない?」「まあ少しね」意地でも片手を繋いだままの東条は自分も上着を着ると「手を繋いだままでも意外と着れるもんだね」と少し満足げ。

【瀬戸】
「お疲れ!」にっと笑った瀬戸に差し出された袋を受け取って、中を見てみるとアイスが入ってる。「これくれるの?」「おう、一緒に食べようぜ」瀬戸も一緒に袋を覗き込んでくると「どっちか好きな方選んでいいからな」と先に選ばせてくれる。だけどどっちも好きなアイスだから悩んでいたら「…好きなのがいいと思ってそれにしたけどそんなに悩むなら半分ずつするか?」と困ったように笑う。

【奥村】
「すごいじゃないですか」心做しか表情が緩んでる奥村に、そうでしょと笑えば「はい、偉いです」と奥村も微笑む。「奥村くんの笑顔のために頑張ってた気がする」「…なんですかそれ」呆れたように溜息をついた奥村は真っ直ぐ見てくると「あなたはあなたの為に頑張ったんでしょう。そういう所、素敵だと思いますよ」と笑うけど耳が赤くなってるしずっと見てたら「…なんですか」と顔逸らされる。

【成宮】
「よく頑張ったんじゃない」いつも通り上から目線な成宮に笑ってしまいつつお礼を言えば「別に俺が礼言われることじゃないし。君が頑張ったからでしょ」と唇を尖らせた成宮が「…時間出来たなら今度どっか行く?」と呟く。「どこかって?」「デート!」にっと笑った成宮は声を大きくして近付いてくると「じゃあもう決まりだから!どこ行く!?」って楽しそうにスマホを片手に勝手に話を進める。

【白河】
「頑張ったな」口の端が上がってる白河が頭を撫でてくれたのが嬉しくてこっちも表情が緩むと「すごいな」「偉い」って撫でるの楽しいのかそのまま続けて撫でてくれる。だから、白河くんも頑張っててすごいし偉いよと頭を撫でてみれば「…今はお前を褒める時だろ」とぷいっとそっぽ向かれてしまうけど、耳が赤くなってるのを見つけてふふっと笑えば更に横向いた白河が口元に手を当てる。

【多田野】
「お疲れ様です!」笑顔の多田野に、そんなことないよと謙遜すれば「何言ってるんですか!すごいですって」とムキになる。「そうかな?」「そうですよ。やっぱり俺の自慢の彼女です」うっかり口を滑らせたことに気付き、あははと目を逸らして笑うと「…今のは、その……」と顔が真っ赤になっていく多田野は「…俺はいつもそう思ってますから、自慢の彼女だって」とこっちを真っ直ぐ見て再び言う。

【真田】
両手を広げると真田がこっちをじっと見てきて笑うけど、何のことかも分からずに眺めていたら、手招きされて名前も呼ばれる。「何?」「ぎゅってしたくて」頬を掻く真田の胸に飛び込めば本当にぎゅっと抱きしめられて真田がこっちの頭に額をくっつける。「甘えたい気分?」「…まあそうかな」意味ありげに笑うと「でもそれよりも俺が甘やかしたい気分。すげぇじゃん、お前」って目を細める。

【向井】
お疲れ様って言ってと頼めば「…それ自分から言う?」と眉をひそめる。「太陽に言ってほしいの〜!」「…分かったよ」根負けした向井は溜息をつくと「はいはい、お疲れ」と適当に頭をぽんぽんするだけから、ちゃんと言ってと言えば屈んだ向井が顔を覗き込み「…お疲れ様」って触れるだけのキスをしてくる。「…何いまの」「労ったんだろ」舌をべっと出すと笑うけど耳とかが赤いしすぐに顔を逸らす。

【枡】
「おー、お疲れ」頭の上に置かれた枡の手に自分の手も重ねれば「…撫でられ足りないのか?」と枡が見てくる。「そういうわけではないけど」「じゃあ俺が撫で足りないから撫でることにする」ぶっきらぼうに手を動かす枡は「たくさん頑張ってたな、お前」両手で頭を撫でるけどぐしゃぐしゃになった彼女の髪を見て「…悪い。撫ですぎた」とバツが悪そうに彼女の頭から手を離すと眉ひそめて笑う。



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