〜2022.6.25 栄口


好きな子の“好きなタイプの話”。


彼女と彼女の友達が話しているそれを、勝手に聞いたらマズい、彼女に悪いとは思うのだけれど、気が付いたら聞き耳を立ててしまっているというもので……。

「あ、おはよー。今日も早いね」
「おはよう。そういえば栄口くんっていつも笑顔だね?」
「……え、そ、そうかな?」
「そうだよ。それに優しいし」
「……そっか。あんがと」

あの日聞いてしまった君の好きなタイプに近づけていると知って、思わずガッツポーズをしていた。


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