〜2022.6.25 旭


休み時間が終わるのは早い。予鈴が鳴ったら急いで教室に戻らないといけない。
楽しい時間はあっという間だとよく言うのはまさにその通りだと思う。

「あ、待った!……もうちょっとだけダメか?」

困ったように眉を下げた旭に腕を引かれる。当然、ダメだなんて言えなくて。

「授業始まるよ」
「それには間に合わせる」

更に離れがたくなっちゃうなぁ。きゅっと抱きしめられた旭の腕の中で、そんなことを考えた。


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