白赤リク 睦月サマ 

「どわっ!?」

「ああもう謙也!またコケ…コかされてんか!!こらダメやろ財前!!どうしてそう謙也に意地悪するんや!!」

「…………チョロチョロしとる謙也さんがウザいんですわ」

「なっ……!!」

「ったく財前は素直やない……謙也、足出し。手当てしたる。」

「え、でも白石包帯ないと金ちゃんが……」

「大丈夫や、ポケットに予備あんねん。今は人のことより自分の心配やろ。足から血が出てるわ」

「………うん、ありがと白石」





「「…………………………」」




俺は、白石さんが好きだ。
優しいし、ちょっと変態だけど、立海にいない種類の器が大きい先輩で、俺を救ってくれた人。
俺が白石さんに堕ちるには時間がかからなかった。

それからMrツンデレの名を翻して白石さんにデレまくった。
ツンデレは効かないっていう柳さんからの情報に基づいて。
そして白石さんに、2番目に大事にして貰える存在になった。


そう、2番目。

なんで2番目かって?決まってんだろ?!あの金髪のひよこ頭のヘタレでお人よしな先輩だよ!!あの人が白石さんの優先順位1番から動かねーんだよ畜生!!
まさか白石さんは天然受けが好みだったなんて……!!
俺どうやったら天然受けになれるか分からねーもん!!!

「白石……赤也くんがこっちを威殺す目で見てる…」

「はあ?それを言うなら財前もめっちゃ威殺す目してるで?」

「あんなぁ……(赤也くんも財前も俺が白石に構って貰ってるから嫉妬してんのに……)」

「何呆れて……こっちが呆れてんに……(財前も赤也くんも謙也を手当てするっていう役得になりたがってんに……)」

「…………(部長まじうぜぇぇぇぇ)」

「…………(こっち向いて白石さんンンンン!!!)」

「白石………赤也くんの方向いたりや……」

「え?あ、おん」クルッ

「!!(白石さんこっち向いた!!)」

「赤也くんやー、おーい」

「!!し、白石さん!!」

「ん?なん?待ってまずは謙也の手当て………」

バッ「部長もう俺が手当てしますからええですよ」

「え、あ、そう?ほな待って赤也くん今行くわー」

「ほら謙也さんやりますよ」

「えっ遠慮したいです!」

「何でッスか」

「(やって財前痛くしそうやしな……)あっ、あとは自分でやれるわっ」

「やらせて下さい。元は俺が原因やし……」

「え、なに財前?まさかデレ期……?アダダダダッ痛い痛い痛い痛い痛い痛い!!!このドS!!!」

「まじ謙也さんうっといッスわー(やったらドMな謙也さんと相性最高やんか……気づいて、バカ)」


「どないしてん赤也くん?」

「いや…あの……ッ……」

「?用ないなら謙也が財前にイジメられる前に戻りたいんやけど………」

「な!!ふ、ふざけんな!!」

「え?赤也く……」

「構って下さいよ俺にもっと!!!俺、白石さん好きだしっ、もっと白石さんに構って貰いたいッス!!」

「赤也……くん…!!」

「ッ………失礼しました!!!!!どうぞ謙也さんのとこ行って下さい!!」

ガッ「待ちや、逃がさへん」

「は、離して下さい白石さん!!!」

「嫌や。やっと好きな子に好き言われて逃がすはずないやん」

「!!白石さ…………」

「好きや、赤也くん」

「ッ……!!俺、も、好きッス!!」

「赤也くん…………!!」







「…………短時間で一体何があったらああなるん?」

「さあ………」


「大好きやでー赤也くん!」イチャイチャ

「俺も大好きッス!!」イチャイチャ















―――――――――――

睦月サマからいただいたリクで赤也嫉妬です。
光もなぜか嫉妬しました(笑)



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