小説しょうとtake | ナノ

救済的なノリで蔵謙だったら



記憶喪失がフリだと白石にバレました。
(きとちゃんリクエストが蔵謙だったら)






















「し、白石!!ちゃう!!ちゃうんやって!!」

「何がちゃうねん!!謙也お前最低やぞ!!」

「や、やって……不安やったんや。白石は、優しいし優秀やし完璧やし、かっこええ。」

「謙也……?」

「そんな白石をつなぎ止める自信なんか俺には無かってん……やから、白石の愛の深さが知りたかった。最低やって言われて、白石にフラれたら、それはそれで楽やと思ったから。」

「謙也…………」

「ごめんなさい白石。だけど、最低な俺でも、白石を俺は愛してる。嘘やない。大好きやねん」

「…………謙也、顔上げ」

「ッ…………」






















「バカ!!!!!!!!!!!」






















「!!??白石………?」

「俺やって謙也を愛してるし大好きや!!!俺が完璧?どこがや!!俺は謙也が絡むと全然欠陥だらけや!!けど、そんな欠陥品な俺も好きだって言ってくれた謙也をいっちゃん愛してる!!やから、もう二度と記憶喪失のフリなんかすな!!不安なら俺にぶつけろや!!受け止めたる!!謙也が満足するまで愛を囁いたる!!やから、頼むから、もう俺を知らないなんて言わんといて………」

「白石……!!」

「こんな悪い子にはお仕置きや!!夜はもちろん、今はぎゅうっとする刑や!!謙也のバカ!!バーカバーカバーカ!!」

「バカで悪かったな!!俺はどうせ白石バカや!!もう二度と白石を試したりせんわ!!やから泣かんでよ……!!」

「泣いてへんわ!!心の汗が吹き出たんや!!謙也こそ泣くなや!!!」

「俺は水溜まりから水が顔に飛んで来たんや!!」

「その水ごと大好きや謙也!!!」

「俺も白石のグチャグチャの汗ごと大好きや!!!」



















23時45分!!ギリギリ!!
蔵謙ならこんな感じ。
あ、もしかして蔵謙のがよかったんじゃ……←

とりあえず一応こっちも捧げます……←
むしろこっちだけ持って帰って……。



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