生きる



こんなくだらない世界に人はゴミみたいに存在する。汚い世の中で年をとって、私まで汚くなって。何度死のうと思っても、あなたが、生きて、って、言ってくれるから、それだけで胸が熱くなって、私は初めて涙を流すのです。どんなきれいな言葉を並べても、どんなきれいな服を着ても、わたしが満たされることはなく、美しくなることもないのに、あなたが吐くきれいな言葉は、何か特別で、私の涙をきれいに変える、まるで魔法。あなたがこの世界にいるなら、私も生きていようと、思ったのです


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