変なの






コンコン






「…入ります」







今日は合宿最終日。長かったこの寝坊助達を起こす仕事ももう終わりだ








「…はあ」








立海の部屋に入るとやはりそこにはジャッカル君を蹴る赤也君と、大の字に寝ている丸井君、そして








「…あれ?」
「おはよーさん」
「…仁王君、今日は起きてるんだ」
「ピヨ」







珍しい、最終日だからしっかり起きてくれたのかな、









「今日は普通じゃのう」
「あはは…昨日はお騒がせしました」














朝練も済んで朝ごはんになった。だけど今日は少しいつもと違う光景が広がっていた







「…なんかご飯少なくない?」
「え!?そ、そうか?」
「普通やで!」








なんか白石も謙也も様子がおかしい。








「でも足りなくない?何か冷蔵庫からとってこようか」
「だだだだだめや!」
「え?」








なにかとってこようと席を立とうとしたら隣の白石があたしの腕を引っ張った







「…変な白石」
「…あ、あはは」







みんなどうしちゃったのかな







人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -