例のもの
「…名前?」
「あっ菊丸君!お疲れ様、飲み物いる?」
「い、いるけど…」
俺は白石。名前がおかしくなってもう半日がすぎた。第二次名前を元に戻そう作戦をしようと思たけどいい案が全くうかばへん。どないしよ
「白石!」
「あ!オサムちゃん!」
「ほれ、例のもん、持ってきたで」
「間に合うたんや!よかった…」
「名字の調子はどーなんや」
「…実は……」
「あ!渡邉先生!」
「おー!名字!元気か?」
「元気ですよ!皆のために頑張って働いてます!」
「…なんや数日の間にキャラ変わったなあ」
オサムちゃんも名前を怪しんどる。当たり前や
「ちょっと白石〜はよ名前ちゃん何とかしたほうがええんとちゃう?」
「せやな…ていうか謙也!謙也に解決させればええんや!」
「よっしゃ光!謙也よぶんや!」
「…なんで俺」
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手塚君も千歳も笑ったほうがいいって言ったから今日は一日中にこにこしようと思ってたけど…結構疲れるなあ
「…名字」
「あ!手塚君!飲み物?」
「いや…」
「どうかした?」
あたしが手塚君に笑いかけるとなんだか手塚君は困った顔をした。失礼だな
「名字…」
「何?」
「無理はするな」
「………う、ん」
無理?無理ってなんだろ。なんかますますわからなくなってきた…
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「謙也は?」
「無視されました」
「生意気やな〜何しとるんやあいつは」
「なんか今夜名前先輩に謝るらしいです」
「え?ほんまに?」