作戦A


俺は白石や。今は午前練。俺は走りながら考えた。名前を笑かす方法を。で、元に戻す方法を。千歳は名前が元に戻ってしまったことにショックやったらしく朝からぼーっとしている








「…名前」
「………?」
「今日の朝ごはんうまかったなー」
「…うん」
「俺的にはご飯はもーちょい固めの方が健康にええと思うんやけど」
「白石」
「な、なんや!?」
「何してるの?」
「………」








白石蔵ノ介失敗










俺は一氏ユウジ。なんやよーわからんけど名前が昔みたいに怖くなったから元に戻そう作戦をしようと思う。







「名前!!」
「……………?」
「えーと」
「…………何?」
「え、えーと」









「あーもうユウ君なにしとるん!?」
「はよ行動おこせ!」
「謙也先輩並にヘタレっすわ」








あー外野がうっさい。ていうか、なんか言わんと!!名前を笑かす方法…名前を笑かす方法…ていうか昔の名前て笑ったことなかったやろ。どーやって笑かすねん!









「…あれ?」






名前がいない






「このアホ!名前ちゃんとっくにどっかいっちゃったで!」
「肝心な時に役にたたんなあ」









一氏ユウジ失敗














俺は財前光。今回の件にイチミリも関わってへんけど、名前先輩を元に戻そう作戦に協力せなあかんことになった。ほんまにいややわ









「名前先輩」
「………財前君」
「パンツ丸見えです」









バッ






「…………嘘っス」
「…あっちいって」








名前先輩はスカートを押さえながら俺をにらむ。…これは成功?失敗?








「失敗にきまっとるやろ!」
「……………」
「名前ちゃん怒っとるやん!財前のアホ!」
「名前にセクハラ発言するんじゃなか!」







いつの間にか千歳先輩生き返ってるし。








「ていうか謙也さんは?」






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