貴方のお望み叶えます





雅治と暮らして1ヶ月が経った。あたしはすっかり学校にもなれて楽しい毎日を送っていた。雅治はというと部活がハードらしく帰りがいつも遅かった。どうやら立海のテニス部はかなり強いらしい。雅治は真っ白でいつもへなへなしてるから補欠程度だと思っていたけどどうやらレギュラーで相当うまいらしい。知らなかった






「だから、何で入ってくるの」
「入りたいから」
「でてけ」
「もう疲れたナリ」




雅治はあたしの布団の中でぐったりしている




「練習きついの?」
「ん―」
「…練習見に行こうかな」
「え?」




雅治が目をキラキラさせてあたしをみた。そんなにうれしいか





「いつくるんじゃ」
「え、えーと、ゴールデンウィークとか…」
「やった」




雅治はご機嫌で再び布団に入った。布団から出る気はないらしい。まああったかいからいいか





「ほら、布団もっとかぶりな。風邪引くよ」
「ん―」





なんだか本当にペットを飼ってる気分だ





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