変態と彼女


高橋さんかあ…。別に何もしてこないし(ちょっと見られるけど)普通の人だとおもったんだけどなあ。さっき、もうオーラからして怖かった…。


「名前が仮装したらぜったいむぞらしか」

「むぞらしか?」

「かわいいって意味ばい」

「・・・・。千歳は文化祭なにするの?」

「俺は多分殆ど参加しないばい」

「(そういえばこいつはサボリ魔だった)」



部室に行くと忍足がいた。今日は合宿明けだから部活はないのに。皆部室に集まるのが習慣になってるのかな。


「名前!ミスコンでるんやて?」

「あ、うん。白石がいってた?」

「めっちゃ言いふらしとったで。」

「・・・・・」

「名前なら絶対優勝ばい」

「優勝してもらわなあかんからなー」

「え?なんで?」


ばんっ

勢いよく開いた扉から出てきたのは小春だった。


「小春」

「名前ちゃん!仮装するんやて!?」

「う・・・うん」

「絶対メイドコスにするべきや」

「は?」

「名前ちゃんなら絶対似合う!それでミスコンでたら間違いなくダントツ一位や!」

「・・・もうほっといてください」


なんで皆発想がこうオヤジっていうか変態って言うか・・。やっぱり健全な15歳なんだな。







「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -