跡部酔いする彼女


ホントにいろいろあったけどなんとか長い合宿がおわった。四天宝寺はこれから大阪まで長い道のりをバスで帰らなければならないのだ。



「名前―!消毒するばい!!」

「ちょっと千歳…っごしごししないでよ」



最悪だ。座席が行きの時とかわらないなんて…。千歳がうるさいよ―邪魔だよ―


「千歳、名前にセクハラすんなや」

「消毒ばい!」




ホント元気だよなあ。帰りくらい寝てくれると思ったのに。ってうわ。なんか跡部とのキスが記憶に蘇ってきた。あああ気持ち悪いよ思い出すとより寒気が…


「名前どげんしたと?車酔い?」

「いや…跡部酔い………」

「でもやっぱ名前は跡部のお気に入りやったんやな。ていうか惚れられてたんか?」

「ししし白石!なにいうてんねん!」

「先輩ヘタレすぎっすわ」


「…………もう皆静かにして」





跡部があたしの事好き?いやいやないって。あたしにあんな態度とってたんだから………。まあいいや、忘れよう。







あ、そういえば1週間後文化祭だ






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