お騒がせします




「今日の練習はここまでや!おつかれさん」




やっと地獄の1日が終わった。ああ嬉しすぎる。跡部が「お前どこにいたんだ」とか「今から付き合え」とかいろいろ言ってきたけど無視してあたしは部室に向かった。



「えらい綺麗やな、名前どんだけ掃除したんや」



扉をあけるとそこは新品のようなロッカーやら机やらが納まっている。全部あたしの努力の賜物ね!


「あ、あれ、名前俺の替えの靴どこやねん」

「あ〜それはこっち」

「名前先輩ロッカーあさりました?俺のピアスがないんやけど」

「それならここ」

「名前ちゃん!あたしらのネタ道具は!?」

「それはそこの………」




「あかんな。名前めちゃめちゃにしよったわ…」

「失敗やったな白石〜。ま、今日くらい我慢我慢」

「すまんなユウジ…」





みんなの気持ちは関係無しにあたしはストレス発散できてすっきりしていた。










今日も帰り道がやってきた。ああ、一人はいやだな…。今日も小走りでかえろ。



「あ、白石」

「なんやねん名前」

「あたし明日休む」

「なんやサボりか?跡部は無視すればええて」

「違うよばか。明日はお父さんとお母さんが一回戻ってくるから会うの」

「あ、そうなんや。わかったで」



今日もやっと1日が終わった。






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