最下位は除籍…
アレは本気の人間の目だな。

ボール投げでお茶子と同じ事したら、「え?模倣(パクリ)…?」と言われた。太宰一回死なす…。
最終種目の持久走。
残ってるのは俺と太宰の2人。
糞、早く落ちろ青鯖が…!!

「麗日、相澤後どのくらい走れる」

「「後、五時間は余裕です!」」

「「…」」

糞、気に入らねぇ…

「先生、やっぱり俺は後六時間いけます。」

「兄さん、私は七時間いける!!」

太宰…

「中也無理してるンじゃ無い?
早めに落ちておきなよ。」

「手前こそ自殺ばっかして鍛えて無かったンだろ?手前が落ちろ青鯖
先生俺矢張り八時間いけます!」

「はぁ…持久走は相澤と麗日が同率一位だ。それから、治は学校では先生と呼べ。」

「チッ」

「判ったよ先生。」

因みに除籍は嘘だったらしい。

ー女子更衣室ー

「麗日さん!さっきの持久走はとても凄かったですわ!!私は八百万百よろしくお願い致します。」

「俺は麗日中菜だ。お茶子もいるから中菜と呼んで構わない。宜しくな八百万。」

「ケロ、私は蛙吹梅雨よ。梅雨ちゃんと呼んで」

「あゝ宜しく梅雨ちゃん」

こうしてクラスの女子と友達になった。


ー男子更衣室ー

「なぁ!お前凄かったな!」

「君は?」

「俺は切島鋭児郎!よろしくな!」

「私は治、相澤治さ」

「相澤って事は相澤先生と何か繋がりが?
あっ俺は上鳴電気!!、宜しくな相澤!!」

「あゝ、相澤先生は私の実の兄なのさ。」

「ヘぇ、じゃあ相澤くんの個性も無効化なのか?僕は飯田天哉だ」

「私の個性は兄さんと違って触れた個性を無効化するンだ。」

「無効化かぁ!!」

「ふふ、殆どの個性は小指の先でちょちょいのちょいさ」

中也と帰ろうかな。

「じゃまた明日」

「またなー!」
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -