neta | ナノ
NETA
〜もしも阿近さんの角が取り外し可能だったら〜


「…どっ、どどどどうしよう。阿近さんが寝てて珍しいなーと思いながら角触ったら取れてしまった」

「…何で説明口調なんだよ」

「鵯州さん助けて。私まだしにたくないよ」

「ああ、心配すんな。阿近の角取り外し可能だから」

「……………は?」

「何だお前知らなかったのか?ちなみに阿近起きて角探してんぞ」

「ええええ…や、なんかいろいろ聞きたいけど阿近さんきた!鵯州さんパスパス!」

「おい阿近ーこいつお前の角持ってんぞー」

「ちょ、てめマジしねこのデカブツ」

「あと悪口言ってんぞー」

「ああああすみませんでした…!」

「…おい、俺の角」

「グホァ阿近さんすみません、マジすんません、まさか取り外し可能だとか知らなくて…!」

「……ん、まあ、いいけど」



「…なんかキャラちがくないですか鵯州さん」

コソコソ

「ああ、角外すと性格変わるんだよ」

コソコソ

「マジか!じゃあうたた寝てる度に取ってやる」

コソコソ

「どんだけだよ」

コソコソ

「だって怖いんですもん普通の阿近さん」

「…あのさ、いい加減返してくれるか?」



「……なんか頬染めてるんだけど鵯州さん。こんなオプション付きとか聞いてませんよ」

「お前きもいな」



終わりが見えなかった…!

「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -