▼ あとがき
一華-carre- 全87話 ページ数にして210ページ。
ようやく完結を迎えることができました。
何よりも皆様にお伝えしたいことは、掲載し始めてからずっとお読みいただき本当にありがとうございました。
以前にも言ったことがあるかもしれませんが執筆当初はこんなに長く続ける予定は一切ございませんでした。ですが描き続けていくうちにどんどん一華メンバーに魅了されている自分がいることに気付きました。自身が執筆しているのにおかしな話ではありますが、本当にこの人たちのお話は描いていて楽しかったです。
プライベートとの折り合いがつかず更新が遅れても、この小説を辞めたいと思ったことは一度もありませんでした。ヒロイン×銀時の絡み、ヒロイン×全蔵の絡み、ヒロイン×月詠の絡み、全てが大好きでした。ヒロインと銀時がすれ違っている間は執筆しながら悲しくて、早く元通りにしてあげたくて何度涙を流したかわかりません（笑）
皆さんの温かいメッセージの中でオリキャラであるヒロインへのラブコール、本当に嬉しかったです。当長編のヒロインは男勝りでガサツで口が悪く、感情移入するのが難しいキャラを作ってしまったと後悔しておりました。しかしながら、ヒロインが可愛い、幸せになってほしい、というお言葉に何度救われたかわかりません。本当に本当に嬉しかったです。
そして皆様の中でもそろそろお気付きの方がいらっしゃるかもしれませんが、当サイト内の小説で銀時に次ぐ主要キャラに月詠を置いていること。これにはれっきとした理由がございます。
私は銀魂を知り見ていく中でやはり自分の好きなキャラに近い女性キャラが苦手で、特に月詠は本誌でも強くてカッコよくて美人で…お恥ずかしながら、私のような凡人からすると郭公の嫉妬対象でした。（笑）
ですが私自身月詠というキャラを嫌いになるのは嫌で、しかしながらやはり気になってしまう。そこでこのサイトを設立するにあたり、一つのアイディアが浮かびました。
「…あ、当サイトではヒロインちゃんの背中を押す役に置いてみたらどうだろうか？」
そんな仕様もないアイディアのおかげで、私自身月詠に対する嫌悪感が以前よりも随分と楽になりました。読まれていらっしゃる皆様の中には、月詠などの女キャラが出るから読みたくない、不快だ、と思われる方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。それは仕方ないことだと理解しております。
ですが、私と同じように少しでも嫌悪の気持ちが軽くなってくだされば幸いです。
と、話が逸れてしまいましたが。
兎にも角にも当サイト「銀色のはちみつ」にとっても私reinaにとっても、一華という作品は何よりも思い入れが強い作品になりました。
どれもこれも今までずっと応援してくださっていた皆様のおかげです。本当にありがとうございました。
新連載は書きだめどころか、触りすら執筆できていない状況ですのですぐに掲載することができませんが、是非次回作も楽しみにしていてください。
一華メンバーを見守ってくださった皆様。
作品、そして作者に温かいメッセージをくださった皆様。
本当に本当に、ありがとうございました。
8/27 reina.
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