▽黒子/黒子×中二病(?)女子 

「何かを感じる…」
「え?…き、急にどうしたの?」
「さつきも何か感じない?」
「何かって…」
「そう、例えるなら」
「?」
「視線」
「……」
「……誰かがわたしを見てる?」
「……あの」
「っ、わ!!」
「!!テツ君!!」
「たぶん、その視線は僕です」
「なっ!わ、わたし何か黒子くんに怨まれるようなことしたっけ!?」
「はい。しました」
「!?」
「今日、あなたは僕と一緒に日直だったはずです」
「!!」
「なのにあなたはと言うと僕に仕事を押し付けて…」
「………」
「もうお昼休みですよ?だから今からあなたには黒板をキレイにしてもらいます」
「そんな…!」
「拒否権はないです。早くご飯が食べたいのなら、早く終わらせますよ」
「っ!黒子くんの鬼!」
「どうとでも言ってください。…桃井さん」
「っ!はい!」
「と言うことで彼女お借りします」
「っ、私も手伝うよ!」
「さつき……」
「ダメです」
「!?!!」
「これは罰なので、甘やかさないでください」
「黒子くん鬼!!」
「さ、行きますよ」
「っ!さつきいいいい!」
「が、がんばって…」

20121215


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