▽黒子/緑間(高尾ルート)
｢あっれー？真ちゃんのおねーさんじゃん｣
｢！た、高尾くん｣
｢こんなとこで何して…あ！もしかして真ちゃんに用すか？｣
｢…そうだけど｣
｢呼んできましょーか？｣
｢え｣
｢と思ったけど真ちゃん今監督に呼ばれていないんだった。も少ししたら帰って来るんで、まま、お茶でもどーぞ｣
｢……はあ、じゃあ…｣
｢って、ブフォなんすかそれ｣
｢…何って…見たまんま。レジャーチェアーだけど｣
｢なんでこんなん持ってきてんすか！｣
｢…真太郎が、今日のラッキーアイテムだから持ってけって｣
｢ブフォさっすが真ちゃん！！抜かりねーのな！しかも現に今活用できてるし｣
｢そうだね｣
｢……｣
｢…？なに？｣
｢いやー…おねーさん真ちゃんのこと溺愛してんだなーと思って｣
｢？なんで｣
｢さっきの笑った顔すっげえ可愛いかったから｣
｢っ！？な！ば、ばかじゃないの！？｣
｢出たツンデレ(笑)そーゆーとこあいつとそっくりっすね｣
｢うるさい｣
｢照れない照れない｣
｢おい高尾｣
｢あ、真ちゃんおかえりー｣
｢真太郎！｣
｢俺の姉をいじめることは例えお前でも許さんぞ｣
｢いじめてねーよ！ただのスキンシップ！ね？｣
｢む。そうなのか？｣
｢〜〜っ知らない！｣
｢おいお前のせいで怒っているぞ｣
｢いや真ちゃんのせいでもあるからね？｣
｢二人ともせいだよ！！｣
｢あり？｣
20150211