▽海賊/サボ
「やっ、エースっ…」
「ん?」
「やっぱりやめよう?…そんなの絶対入んないよ…」
「大丈夫だって」
「でも…」
「実際入れたことある人いっぱいいるし」
「だけどっ」
「大丈夫だから。おれを信じろ」
「……ん」
「コラァァァァ!!」
「う、きゃああああ!?」
「あ、サボ。おかえり」
「お、おかえりじゃねェよ!おまえら一体なにして…」
「ご、ごごごめんねサボくんっ!け、決してタバスコをケーキに入れようなんて考えてないからね!わたしは!」
「…え、ケーキ?」
「う、うん。タバスコは液体だからケーキの間には入らないって…全体に染みちゃうってエースに言おうとしてたの!今!!」
「!!???」
「…ははっ。なーに想像してんだよ。サボ」
「っ!おまっ…」
「???ごめんね?サボくん?ケーキは無事だから怒らないで?」
「っ〜〜!!」
勘違いするサボ
(おい今サボに近づいたら危ねェぞ)(!)(?なんで?)(サボくんはね、今オオカミさんだから)(オオカミさん…わー食べられちゃうー!)(あっはっはっは)(エース……)(わたしを食べてもおいしくないよっ!)((っ!?))
おいしそうな香りがしました。
20140919