リクエスト キリ番 | ナノ
過去clap マルコの勘違い
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お相手はマルコ先輩です!
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「もう食わないのかい?」
「ぅ…はい」
「どっか調子でも悪いのかい?」
「マルコ先輩…」
「ん? どうした?」
「ムラムラします」
「なっ!!?」
マルコ先輩と食事中、急に胸が――して、唐突にそう口に出してしまった。
何だろ…この感じ。
しっくりくるフレーズが思い浮かばず、ムラムラと言ってしまったが違うような気がする。
「そ、それはよい…その誘ってんのかい?」
「誘って? いや…そうじゃなくて」
「ムラムラするんだろい?」
「ムラムラ…しますね」
「そ、そうかい。食事の途中だが…出るか?」
「え? あ、はい」
そうして食事の途中だったが、手を取られ店を後にする。
「ふぅー」
「大丈夫かい?もう少し我慢しろよい」
「? はい…」
外の空気を吸ったお陰で、少しムラムラが治まった気がした。
だがまだムラムラは完全には消えていない。
「ここに入るよい」
「ぇ? あ、はい」
何故かホテルに入ると言う彼に、横になって休めという事かと一人納得し素直に後に続いた。
「わっ!」
「困った子だねい、昼間っからよぉ…」
「は?ちょっと!待っ」
部屋に入るなりベッドに押し倒され、意味の分からぬ言葉を吐きながら唇を重ねてくる彼に再びムラムラが勃発する。
「待って…ください!う、上に乗らないで!」
「あ?どうした?ムラムラするんだろい?」
「だから乗らないでくださいって!は、吐きそうです…」
「? ムラムラして…吐きそう…」
「はぁ、はい。今危なかったですよ」
「ムラムラ…吐く…」
「うっ、はぁ。ん?マルコ先輩?」
「#name#。そのムラムラってよい…」
「はい…」
「ムカムカの間違いじゃねぇのかい?」
「そう!それです!あぁ、何か違うなと思ってたんですよね」
「……」
「あー、少しスッキリ気分ですっ!あれ?どこに電話ですか?」
「フロントに胃薬要求だい」
「あ、わざわざすみません」
「いいってことよい」
「は、はぁ」
「一番効くやつもってこい!即効性重視だよい!」
「マルコ先輩?何か怒ってます…?」
「いや、怒ってねぇよい。少し待ってろい、すぐにそのムカムカを無くしてやるよい」
「は、はい。助かります」
「おぅ。い・い・ん・だ・よい」
「……目が怖いですよ」
わぉ!何その終わり方なんて言わないで(θжθ)スンマセン
それでは拍手有難うございましたm(__)m
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