先生ver vol
| ナノ
#51 彼の悩み事
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マルコside
何だかんだと、オレと#name#は上手くいっていた。
勉強の傍らしっかりと家事もこなし、料理もオレ好みに研究し、毎日可愛い顔で甘えてくる。そんな彼女が愛しくて堪らない。
だが、しいて言うならば一つだけ。そう、一つだけ直して欲しい事がある。
それは…
「ん…うぉ!! 」
朝起きると必ずといっていい程オレの息子を握り締めて寝ている彼女。
その度にオレは、朝から驚きの声を上げなくてはならない。
まったく、一体何のつもりなんだい…
「おぃ#name#、放せよい」
「スースー…」
「チッ…よっ、と」
そうして毎朝、彼女の指を一本一本外してゆきオレは自由の身となる訳だ。
正直疲れるよい。毎朝毎朝…
しかもどんなに揺すろうが、声を掛けようが、一向に起きる気配のない彼女。
どこまで深い眠りに就いてるんだい?
そんな毎朝の出来事に、いつもはそのままベットを降りるオレなのだが、今日は日曜日だ。まだ起きなくても問題はねぇ。
そしてオレは、悪戯心に火が点いたのだった。
まずは、豚鼻だ。ククッ、おもろい顔だよい。
次は瞼を開けてみた。完全に白目をむいている。熟睡かよい…
そうして、いつも股間を握られたまま目が覚めるオレの感覚を彼女にも味あわせてやろうかと、朝から如何わしい感情が生まれてしまった。
「仕返しだよい」
そう呟き、彼女のパジャマに手を掛けた。ゆっくりと悟られない様に下着と共に剥ぎ取る。
どうせならと、上のボタンも全て外してやった。
「んー、エロイよい」
時刻はまだ午前六時前。青白い光に包まれた彼女の裸体は何だか神秘的だ。
それから優しく足を開き、彼女の秘部に手を伸ばす。
いきなり指を入れるのもかわいそうだと、起こさない様に気を配りながら突起を撫でた。
「ん…」
おっ、起きちまったか。まぁ当たり前か、こんな事をされて起きないやつなんて、酔っ払いか余程の鈍感やろうだよい。
しかし…彼女はどうやら後者の方だったみたいだ。
下半身を弄られているというのに、またすやすやと寝息を立てだしてしまっている。
「ぉぃ…」
思わずそんな彼女に突っ込む。大丈夫かい?オレの女は…
だが、まだ起きてもらっても困るのは確かだ。この事は後回しだい。
そうして、少し潤ってきた彼女の中に中指をぷつりと入れた。
「んん…」
それでも彼女は起きやしない。ほんとに心配だよい。
それからもう一本。そうして親指で突起まで弄っているにも関わらず、彼女は起きる気配はない。
「…#name#。何故起きないんだい?」
僅かに反応はするのだが、彼女の瞼は開く気配は全くといっていい程感じられない。
こんな調子では、外泊させるのは心配過ぎて許可できねぇよい…
そんな事を思いながらも、十分に反応しているオレの息子が、早く彼女の中に入りたいと催促をしてきた。
あぁ、してきたんだい。
自らも服を剥ぎ取り、彼女の足を割って、もう大丈夫であろう秘部に息子をあてがった。
ゆるゆると腰を動かせば、少しきついが徐々に飲み込まれていくオレの息子。
全て収まった処で、両手で胸を揉みしだいた。少しきつめに揉もうが彼女はまだ起きやしない。
一体どうすればこんなに深い眠りに就く事ができるのか…
変な言い方だが、犯されてるんだよい?何も感じないのだろうか…
心配半分、性欲半分のオレは彼女を起こすべく、かなりすべりの良くなった処で打ち付けを強めてみる。
「クッ…朝からは…半端ないねぃ」
朝っぱらから彼女を抱いた事などなかったオレは、いつもと違う環境に興奮してしまっていた。しかも、彼女は寝ている…
「ぁ…ん…んん!????」
かなり激しく突いていた為、漸くお目覚めになった彼女はこの状況に驚きを隠せずにいた。
「やっと…起きたかよい」
「やッ! 何して、るんですか!?」
「何しても起きないからよい…入れちまった」
「んッ! もう!朝っぱらから!」
これで起きなきゃ病院に連れて行く処だったよいと、寝起きながらに感じまくっている彼女を見下ろしながら口にする。
あぁ、やっぱり起きている方がいいねい。寝ている彼女とヤルのは物足りないよい。
そんな事を思いながらも、腰の動きは止めずに彼女を追い立てる。
「び、病院?ぁッ! 何で、病院なんか…」
「神経がおかしくなってるかと思ってよい、」
「なッ! 酷いです!んッ! もう…ちょっと朝から激しすぎです!!」
激しく上下に揺さぶられている彼女は、両手でオレの胸を押しながら抗議しているが、そんなもん聞いてられないよい。起きない#name#が悪いんだい。
最後の追い込みとばかりに片足を抱え込み、打ち付けを早めた。
寝起きだというのに、オレもまだまだ元気だねいなどど思いながらも彼女の腹の上に欲を吐き出す。
「はぁ…おはよう、#name#」
「ん…もう、おはようじゃないですよ…」
「ククッ、起きるだろぃ?」
「…起きます」
そうして共にシャワーを浴び、朝食を食べながら、オレは毎朝恒例となっているあの事を彼女に問い掛けてみた。
「#name#はよい、何でいつもオレの息子を握って寝てるんだい?」
「え?あぁ…何ででしょう?安心するんですかね?」
「安心…するのかい?握ってると…?」
「たぶん…よく分かりません。無意識なんで」
「やめろよい、その無意識」
「えー、無理ですよ、無意識なんですから」
「じゃないと、毎朝犯すよい」
「それは……いいですよっ」
「はっ!?何でだい?」
「だって…起きたらマルと一つになってるなんて、幸せじゃないですか!」
「やっぱり病院に行こうかねい」
「なっ!?私どこもおかしくないですよ!!」
「いや、間違いなく、どっかのネジがずれてるよい」
「ずれてませんよ…」
そんなこんなで、彼女とは上手くいっている。と思うオレなのであった。