不自由かつ未熟である永遠に捧ぐ 永遠をちょうだい。 永遠。苦しくったっていい。辛くたっていい。血反吐を吐いたって構わないんだ。 伏して、這いずって、そのまま起き上がれなくったって構うもんか。 この海の中で、頂点に君臨するまでは。 永遠をちょうだい。 永遠をちょうだい。 永遠。今この時が、最高に輝いているんだ。これ以上なんて生きている間絶対にない。 見たもの触れたものが、全部ぜんぶ己を焚きつける燃料になる。いつまでも燃え尽きない輝き。 永遠をちょうだい。 永遠をちょうだい。 永遠。俺にできること。俺がしたいこと。俺がやるべきこと。全てが合致した。 俺はこの瞬間を大事にしたい。それでもまだ足りないんだ。笑顔が、努力が、実感が。 永遠をちょうだい。 永遠をちょうだい。 永遠。怠けていたいんじゃない。怖いんじゃない。強いて言えば怖いのかもしれないけど。 背中を、追い続けていたいんだ。常に目標にして、追いつきそうで離れていってしまう背中。 上とか下とか上手いとか下手とかそんな事、本当はどうでもいいんだ。 永遠をちょうだい。 永遠をちょうだい。 永遠。悔しい。悔しい悔しい嬉しい、怖い、でもやっぱり、楽しい。 約束は果たせなかった。それでも仲間の力になれる。差が激しくなってしまう。でもやっぱり、好きなんだ。 だから頑張れる。挫けても諦められない。 永遠をちょうだい。 永遠をちょうだい。 永遠。憧憬。軽蔑。信頼。不満。困惑。綺麗なのも汚いのもごっちゃにして。 はじめて自分以外のために呼吸をした。はじめて他人のために体を酷使した。はじめて、はじめて。 はじめて本気で涙を流した。終わりたくない、離れたくない、冷めたくない、覚めたくない。 永遠をちょうだい。 未熟なままでいいんだ。 永遠をちょうだい。 海（常）の日に愛を込めて。 Imageby*少女サーカス 130715 |