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緑間と高尾

「悪趣味」
「高飛車」
「調子乗んな」


脣が思い通りに動かない。それどころか、真逆のことを喋り出して止まらない。なんでだ、こんな、緑間にはいつも、ギリギリ踏み込まない軽口を叩いていたのに。どうして、こんな、誰もが腹の底で考えてるようなこと。
俺は緑間の理解者で窓口で、だから緑間の事を誰よりも好いてなきゃいけないんだろ。だったらなんで、

「お前なんか大嫌いだよ」

底をついた高性能


本当のことなのに、どうしてそんな顔するんだ、お前も。


▼自分を許容してくれてると思って甘えていたけどハイスペックにも限りがある話。
淡い恋心もぶっ飛ぶ系。


2013.06.14 (Fri) 07:37




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