とりあえずヒロトはダンボールに入ってろ!!(基緑)
「う―――――。」
悩んだ時はとりあえず唸ってみる。それが俺なりの解決方法だと思ってる。
それで、何でも俺が唸ってるかというと……
「ねぇねぇ、緑川。今日はデートしようよ。」
「………死ね。」
この超ウルトラ変態バカからの毎日の誘いである。ちょっと前までは適当にあしらってたんだけど最近あの一言だけにした。めんどくさいから。
「なんで! なんでなの緑川。僕のこと嫌いなの! それともツンデレなの? 後でデレるの!」
「いや、ツンデレじゃないし!」
「僕たち恋人同士じゃないか! 早くデレてよ。3.2.1はいデレて!」
あーもうめんどくさいなんで俺(^p^)←あんなのと付き合ってんだろう。人の話聞かないし。さっき言ったじゃんか! ツンデレじゃないって!
「もう緑川。照れちゃって! かわいい(^p^)」
「!? うあぁぁぁぁあ」
ちくしょうめ勝手に抱きつきやがって! 何だよその満面の笑みは。
顔面殴ろうか?
「緑川かわいいwwww(^p^)」
「……死ぬか」
「緑川が一緒なら喜んで(^p^)」
いや1人で死ねよ。ダンボールに入れて海に沈めてやるから。あっいいなそれ!ダンボールとガムテープっとよし!
「ヒロトやっぱりデートするよ。でもヒロトがダンボールの中に入ってくれたらな…。」
「えっ!! 本当に。なら入るよ。このダンボールだね! よいこらせっと。」
―バタン(ダンボールを閉める音)
―ビリッ(ガムテープをいろいろする音)
「よし後は海へ。」
数日後。
「なあ豪炎寺。あのダンボール何だ?」
「さぁ。開けてみるか?」
「おう!」
「離れてろ。俺が開ける。」
―パカッ(ダンボールを開ける音)
―バタン(ダンボールを閉める音)
「爆熱スクリュー!!!!」
「豪炎寺!?!?!?!?」
「円堂俺は何も見ていない(ヒロトが満面の笑みで中に入って居たなんて)。」
「そ、そうか……」
終わり。
あとがき?
佐倉のダンボールヒロト乱用(笑)
最後は私の趣味が出たってことでよろしくお願いします。
遅くてごめんなさい。