▽鳩とみんな(企画)








どうやら鳩とみんなが入れ替わったようです。



〜鉄の場合〜

「へぇ、こんな感じか」
「やっぱ目の前に自分って…、違和感あるなぁ」
「っつーか能力とかって響のまんまだろ」
「そうみたいだね」
「エアカッターってどう出すんだ?」
「言葉じゃ説明できないって」
「お、できた!身体が覚えてるってほんとだよなー」
「やっぱ筋力とかもそのまま?」
「だろ、多分」
「じゃあ今競争したらどっちが速いか……やってみる?」
「望むところだ」
「…うわ、ちょっと俺の顔でそんな悪い顔しないでよ、何かショック」
「……」

タイプ一緒だし、たいして変わらなかった。




〜メイの場合〜

「何かすごいね、この状況」
「あ、でも鉄の時より自分の顔に違和感がない。やっぱ表情かな」
「ちょっと飛んでみていい?」
「別にいいけど、」
「うわー、やっぱり全然違うね。これなら僕も速く飛べそう」
「メイの翼って軽いんだね」
「うん、飛ぶっていうか浮くって感じかな」
「流星群とか撃ちたいのに感覚がわかんない」
「歌うとかは?」
「俺が歌ってもね…」
「じゃあ響の声で歌ってみてもいい?」
「なんか恥ずかしいからやめて…」

綿鳥ってやっぱりN飛とはちょっと違うかなぁ…という妄想。
あと鳥たちがみんなそれなりに歌上手かったりしたら萌えるよね!




〜銀の場合〜

「……ちょっとこの身体で鉄に抱かれてみようかな」
「やめてください」
「うふふ…冗談なのに」
「鉄と銀って面白がってそのくらい本当にやりそうだから怖いんだよ」
「今回はやめとくってば。ところでこれ、どうしたら飛べるのさ」
「え……普通に羽ばたけば飛べるよ」
「やっぱり感覚が無いと無理なんだろうねぇ、ちっとも飛べる気がしないや」
「ただ羽ばたくんじゃなくて、風に乗る……って云ってもわかんないかな」
「…っと、駄目だね。少し浮くだけで精一杯だ」
「そっか…、うわっ!」
「……ちょっと、俺の身体で変な声出さないでくれないかい」
「だって、今炎出そうとしたらすごい熱くなった!」
「そりゃそうでしょう」
「でも出し方がわからない」
「そういうものなんだねぇ。じゃあやっぱり鉄のとこに……」
「行かせないからね」

獣には飛ぶ感覚ってのがよくわからないといい。逆に走ろうとして前脚と後ろ脚ちぐはぐになっちゃう鳥も萌える。




〜銅の場合(+α)〜

「へぇ、銅の翼って意外と軽いんだ」
「……」
「飛んでてもそんなに重くないけど、これって筋力の差かな」
「…どう、だろう」
「すらすらと喋る銅……」(ざわっ
「テンションの高い銅……」(ざわわっ
「勇士、ときわ、そこで何してるわけ」
「いやぁ、何かすげぇ珍しいもん見たと思って」
「あぁ、そう見えてるのか」
「……響、ちょっと、飛んで…くる」
「うん、早めに戻ってきてね」
「わかった、」
「いいのか?」
「え、だって銅なら飛び方わかんないわけじゃないし」
「銅の散歩道って茨だらけだったよ、確か」
「ちょっ、銅ー!俺の翼は硬くも無いし生え変わったりもしないからねーっ!!」

傷ついて古くなった翼は抜け落ちて生え変わるのだ!(ウロ)




〜浮風の場合〜

「ついにヒーローマントの中身が明かされる時が!」
「あ、ごめん興味ない……って何かすごいガチャガチャしてるんだけどこの中!」
「ヒーローの七ツ道具だよ」
「ヒーローは休業してるんじゃなかったっけ?」
「表では活動してないだけ」
「そうだったんだ……あ、ゴーグルあった」
「かけてみてもいいよ」
「いや、いいかな……」
「それにしても、翼ってこんな感じなんだね。よっと、」
「あ、そうそんな感じ」
「おお、すごい。飛んでるよ」
「え、ちょ、浮風そっち海!」
「着地ってどうするのかな」
「ええっ!?」

マンタ→滞空時間あるから風に乗ることはできそうだけど着地=ダイブ。
浮風はただのヒーローです。




〜元に戻った〜

「何か身体中が痛い」







鳩の日2011