氷牙の話*





勇士「そういえば氷牙もそんな話聞かねぇよなぁ、」
銀「だって氷牙童貞だもんねぇ、」
勇士「はあ!? マジで!?」
メイ「うそ、何か意外……」
氷牙「悪かったな」
勇士「っつーかあれか、童貞だけどバックは経験済みとか銀みたいなあれか、」
銀「生憎、僕はどっちも経験あるよ」
勇士「マジ?」
銀「そりゃこれだけ生きてればねぇ。そもそも雌に勃たないわけじゃないし」
勇士「いやそれも意外だけどそれより氷牙だよ」
氷牙「俺はどっちも無いけど」
メイ「わー…何て勿体ない……」
氷牙「そんな相手もいなかったし、」
勇士「相手なんて、その見てくれなら男も女も入れ喰い状態だろ」
氷牙「別にそこまでやりたいわけでも無いしな」
メイ「え、何、聖人?聖人なの?」
勇士「それか枯れてんのかだな」
銀「ほんと、おかしな子だよねぇ」

類「いや、どう考えてもあんたらがおかしい」



気付けば面子が元遊び人と色気担当と手の早い鳥だった。
氷牙は昔は海王とのんびり、今は矢澄と楽しく暮らしてるので恋愛事とは無縁。
でもいざとなったらネコでもタチでもどんとこいだぜ!









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