2012/08/30 14:32




鳩にプレゼント





鳩にプレゼント


鉄「よぉ、」
響「あれ、鉄に銀。どうしたの」
銀「ちょっと響に贈り物をね」
響「贈り物……?」
鉄「あからさまに警戒すんなよ」
銀「いくら僕でも傷つくよ」
響「いや、あまりにも珍しくてつい。で、何くれるの」
鉄「まあ俺らからの贈り物っていやあ、」
銀「じゃーん!この前入手したばかりのホウエン産純米酒!」
響「つまり二人が呑みたいだけだよねそれ」
鉄「っつーわけで今夜酒盛りな」
銀「肴はそっちの負担でよろしく」
響「……だと思ったよ」

結局いつも通り。



勇「よお響、相変わらず苦労人オーラ漂ってんな」
響「余計なお世話だよ!っていうか何、三人そろって」
銅「今日…は、響、に…プレゼント、の日だ、って」
響「それは嬉しいけど、一体何くれるの」
勇「まず俺からはこれな、必要だろ」
響「ソクノの実って…まあ確かに嬉しいけど、これ確か昨日しずくから貰ってた奴じゃ…」
と「はい、これ俺から」
響「ヨプの実?必要ないけど」
と「はねやすめしてる間は必要だと思って」
響「そうは云うけどこれも確かときわが貰ったやつだよね?」
銅「俺、からは…こ、れ」
響「きあいのタスキって……銅が持ってるのおかしいよね?特性頑丈だよね?」
銅「俺より響の方が、必要、かと思って……」
響「どうせ効果抜群も多いし防御だって高くないよ!」

揃いも揃っていやがらせ。勇士とときわは完全に横流しです。



類「あ、ちょうどいいところに」
響「類に氷牙…何、もしかして何かくれるの?」
氷「その調子だともう他の奴らに会ったみたいだな」
響「まあね…。あ、ヤチェの実とかソクノの実とかならいらないからね」
類「なんですか、それ」
氷「そんなのくれそうなのは勇士やときわ辺りか」
響「ご名答。その通りだよ」
氷「俺たちからはいつも忙しい響に休息を、ってやつだな」
類「流石に長距離の移動はできないけど、猫たちの洞窟探索くらいは付き合えますよ」
氷「俺も空は飛べないけど、水の上通って近道するくらいはできるからな」
響「ありがとう……!!」
類「最初は肩叩き券にしようかって云ってたんですけど…」
響「あ、それでも嬉しいかも」
氷「……ほんと疲れてんのな、お前」
響「はは、長かったよ1カ月……」


と、いうわけで1か月を余裕で越えてしまった鳩企画にお付き合いありがとうございました!
響にはしばらくゆっくり休んでもらおうと思います(笑








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