少年陰陽師の二次創作として書いていた「蛍火の欠片」ですが、個人的な理由から、大変申し訳無いのですが、非公開にして下げることといたしました。
少年陰陽師自体は今も好きですし、続きを書こうという意思がないわけではありません。モチベーションが下がってしまっている、というのは事実です。更新もめっきり減ってしまっていますしね……。その上、この先書いても自分が納得できる着地点になるかどうかというのがずっとはっきりしていません（幸せな結末にしたいと思っても）。
それ以上に、「神様」という、しかも実際に神話として存在している方々に触れている、ということが急に畏れ多くなってしまったのです。ものすごく今更ですが。ガッツリ性格とかまで考えて書いちゃっていますからね……。
蛍火の欠片というタイトルで書き始めたのは、今は別のサイトで公開している一次創作とともにサイトを始めた頃からです。途中、どうにも気に入らず、一度別の内容に変更しました。当時は今と設定が異なっていて、現在のものほど神様という存在はあまり表には（九星神以外）出ていませんでした。その頃は疾風編くらいまでかけたらいいな―とかは考えていたのですが没になりました、はい……。
書き直し始めてからは、夢主の設定からして風音編くらいまでになるなこれ、ということまでは決めていました。非公開にした時点で、夢主が「人」になってからの話の回想です。これまで伏線を張ってきている部分に触れようとしていたところばかりなので、そこを回収せず下げるのはとても心苦しいです。大まかにでもどうなる予定だったのか知りたいという人もいるかと思いますが、そこもご容赦下さい。
じつは、一度下げて書き直しを始めてからこっち、何かと「バチでも当たったかな」というようなことがぽつぽつと出ていまして。そこで何度かふとこの作品が頭によぎっていました。下げたほうがいいかな、いやいやそんなまさか、っていうのが本当に何度かあったのです。
あくまで私自身の考え方次第なのでしょうが、神様とかそういうものの影響はあると思って生きている程度には信心があります。いいこと悪いことは、神様が導いてくれてそうなった、ということをふわっと考える程度のものですが、バチはあると思っているような人間です。
そんな中、サイト管理人は過去にないくらい（少なくともサイトを始めて以降にはなかった）レベルの精神的大ダメージを受けておりまして、創作意欲そのものが減退してしまっています（創作意欲自体はそのうち回復するかと思いますが）。そしてやはり、今までのように「蛍火の欠片」という作品が頭によぎりました。今までと同じく「罰当たりかな」というものです。これまでに何度よぎったかは数えていないのでわからないですが、流石にもうこれはやめるべきだろうと思って、下げることを決定した次第です。
10年以上続けている小説だっただけに、私としても思い入れがとても大きいです。設定自体も気に入っているので、改変して別のなにかに使いたいな、と考えるほどにはですが、その場合は神様要素は消える可能性もあります。それほどに愛着があるものでも、もうやめておこう、よしておこう、というのが私の中で確たるものになってしまいました。
こんな葛藤の末に、「蛍火の欠片」を下げることを決めました。管理人自身も苦渋の決断だということをご理解いただけると嬉しく思います。
これまで読んでくださっていたという方には平に平に謝罪申し上げます。それこそもし10年、サイトが始まった頃から見てくださっている方がいるという場合、これまで応援してくださったという点に感謝してもしきれません。こんな形で期待を裏切る形になることがとても申し訳なく思います。
蛍火の欠片の本編・短編集・関連用語集・記録帳全て非公開にいたしますので、その点ご承知おきください。
特に燐タロ様、現在も見て頂けているのかは分からないのですが、たくさんコメントを頂いていたにもかかわらずこのような形で中断するだけでなく、キリリクを頂いたにも関わらず非公開にすることをお許しくださいませ。
ランキングについても、少年陰陽師関係は全て削除しました（退会済み）。
おそらく今後は薄桜鬼二次創作だけでこのサイトが続いていくことになります（予定ではそれが完結したらその派生作のものの二次創作をしようか考えてはいますが……）。そちらは今の所下げるつもりはありません（これまで変に琴線に引っかかったことがないため）ので、気が向いたらそちらも読んでいただければ嬉しいです。
長々と失礼いたしました。今後も当サイトをよろしくお願いいたします
2021/06/24(木) 22:47