「あんましつこい男は嫌われますよ！っていうか一柳さんねちっこいです！」
「そういうお前は女として何かが欠けてんだよ！」
「え、元からですけど何か？」

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「っていうかぶっちゃけ私一柳さん苦手なんですよね！」
「ぶっちゃけすぎだろお前」
「だってイケメンで金持ちってなんか貧乏人見下しそうじゃないですか。ええ私は貧乏人ですとも」
「花杜の場合は食費がアレなんだろ」
「まあそうですけど」

―

「・・・・・・アレですか、一柳さんと後藤さんは仲良しの親友なんですかそうですか。もうどうでもいいんでとりあえず黙ってていただけます？投げ飛ばしますよ

―

「広末さんてアレですよね。あの・・・・・・ゆるふわ系。何か女装のまま合コン放り込んだらモテまくりそうっていうか」
「うん、俺男だからね？花梨ちゃん何か誤解してない？」
「いえいえそんな。この人なら簡単に投げ飛ばせそうとか思ってませんから」
「思ってるんだね」

―

「ああああああ、あの！前に試合見てからその、ずっとファンで・・・！あ、あああ握手してください！」
「まさか海司に対してああなるとは」
「明らかにあの目が憧れのまなざしですけどね」

―

「でも二課に帰ったら帰ったでまた扱いアレだしなぁ・・・もういっそ警備部に入ろうかな！異動願出して野村さんに頼んでみよう」
「いっそ動機が不純だな、お前」
「一柳さんは特命二課の惨状を知らないからそんなことが言えるんですよ」

―

「うわぁ、何だろうこの・・・一柳さんから感じる花井さんと同じにおい。早く二課に帰りたい・・・」
「おい、花杜。聞こえてるぞ」
「え、何の話ですか一柳さん。きっと連日の激務で疲れてるんですよ病院行ったらどうですか？」