Twitterあります
◯居酒屋兆治も小頭っぽかった。ああいうさー、昭和なヤクザが小頭っぽい。
◯小頭は紋紋背負ってるの。柄シャツの袖みたいなやつじゃなくて、ちゃんと手首から背中くらいまでいってるやつ。それがあるから子どもと一緒にプール行けないし、お風呂も入れたこと無いの。ある日子どもに知られちゃって、嫌われたらどうしようって心中修羅場なわけ
◯心中修羅場が現実修羅場になるのは、子どもが小学校の図画工作で「おとぉさん」の絵をがんばって描き上げた時。
◯小頭の背中の紋紋は観音様(嫁に似せてる)
◯でも嫁がオサレ(笑)で「タトゥー入れちゃった!」とかやるとガチギレする。たとえそれがタトゥシールであってもだ!
◯息子がフェルトペンで腕に落書きして「パパとおそろーい」とかやると、その晩は荒れるんだわ きっとそう
◯小頭が若い時にバットでケンカ相手の頭をフルスイングしちゃった時、嫁は手芸部でテディベア作ってたとか
◯小頭に似合う武器は油紙に包んだチャカ
◯「鉄さびみたいな匂いがする」by嫁
◯異臭のする発泡スチロールの箱を持って帰ってくることがある。嫁が見つけるとすみやかに片付ける。
◯やるとき殺る男
◯尊がちょっと悪ぶってた頃、出刃包丁とビニールに入った小指(複数)を小頭の車のダッシュボードにあるのを見つけてしまい真面目に生きようと思ったり
◯嫁に「今年の分」っていってデパ地下で買い求めた高級チョコレートを渡す小頭。五年前の離婚危機からこっち、逆バレンタインが続いてる。
◯嫁と喧嘩した翌朝を想像すると萌える
◯嫁が一番だけど……っていう小頭。つまり他にもいるんですよ。コレ(立てた小指)が。
→場末のホステスと、フロント会社の受付嬢
→受付嬢と嫁は流血沙汰の大喧嘩に発展します
◯いろいろやらかして、嫁にハゲができたので反省する若かりし頃の小頭
◯オイタした小頭に陰湿な仕返しを計画する嫁。しかしそんなこと小頭はお見通しなわけ。悔しがる嫁が泣きながらしょっぱい夕食作るのが一番の仕返しなの。でも浮気はやめない。
◯小頭がお勤めしてる間、嫁は子ども食べさせるためにスーパーでパートするの。たまに来る桜のハンコが押してある手紙を何度も読み返してがんばる嫁。
以上のことより、
小頭と嫁の出会いは中学校入学の頃。すでに不良の道を進んでいた小頭は、先輩たちと違法に改造したバイクに乗って夜の街を賑やかに走り回っていました。
嫁は小頭がバットで喧嘩相手の頭をフルスイングしたりしているのを怖いと思いながらも、手芸部で作ったテディベアを上手だと褒めてくれた小頭のことが気になります。
「あの人、怖い人だけどでも優しい人なんだ」
友人には理解されません。でも嫁は高校に進学しても小頭のことが好きでした。
「もう俺に構うな」
喧嘩でボロボロになった小頭の制服を繕う嫁に言ってみますが、好いてくれる嫁が小頭も好きでした。
嫁の家は貧乏だったので、高校を卒業したら地元の小さな工場で働くことになっていましたが、小頭の子どもができてしまったので結婚することになりました。
でも結婚した頃から小頭が浮気するようになりました。子どもが小さい頃、帰ってこなくなったアパートを引っ越して母子家庭でがんばろうかと思いつめていたところ、背中に嫁に似せた観音様を背負った小頭が帰ってきました。
本当は嫌だったけど、覚悟の現れだという小頭がかっこいいなあと思っていたらもう一人子どもができました。
いろいろなことがあったけど、ある時警察がきて小頭は連れて行かれてしまいました。裁判にも行きましたが、とうとう傷害致死罪でX年の有罪判決が出て、刑務所へ行かなければならなくなりました。
小頭は何も嫁には言いませんでした。いつも大事なことは何も言いません。子どもが生まれた時は「よくやった」と褒めてくれましたがそれだけです。周囲は嫁に離婚をすすめました。
「離婚したら、あの人が帰る家がなくなるから」
スーパーのレジ打ちの仕事をしながら待ちました。たまに小頭からも手紙がきます。手紙には記入済みの離婚届が入っていることもあります。ぐちゃぐちゃに丸めたものを伸ばしたものです。
捨ててしまおうかと思いましたが、その離婚届でさえ遠く離れた小頭との繋がりのように思えて丁寧に折り畳んで引き出しにしまいました。
そして小頭出所の日、嫁は黄色いハンカチをアパートのベランダに干す、と。
◯居酒屋兆治も小頭っぽかった。ああいうさー、昭和なヤクザが小頭っぽい。
◯小頭は紋紋背負ってるの。柄シャツの袖みたいなやつじゃなくて、ちゃんと手首から背中くらいまでいってるやつ。それがあるから子どもと一緒にプール行けないし、お風呂も入れたこと無いの。ある日子どもに知られちゃって、嫌われたらどうしようって心中修羅場なわけ
◯心中修羅場が現実修羅場になるのは、子どもが小学校の図画工作で「おとぉさん」の絵をがんばって描き上げた時。
◯小頭の背中の紋紋は観音様(嫁に似せてる)
◯でも嫁がオサレ(笑)で「タトゥー入れちゃった!」とかやるとガチギレする。たとえそれがタトゥシールであってもだ!
◯息子がフェルトペンで腕に落書きして「パパとおそろーい」とかやると、その晩は荒れるんだわ きっとそう
◯小頭が若い時にバットでケンカ相手の頭をフルスイングしちゃった時、嫁は手芸部でテディベア作ってたとか
◯小頭に似合う武器は油紙に包んだチャカ
◯「鉄さびみたいな匂いがする」by嫁
◯異臭のする発泡スチロールの箱を持って帰ってくることがある。嫁が見つけるとすみやかに片付ける。
◯やるとき殺る男
◯尊がちょっと悪ぶってた頃、出刃包丁とビニールに入った小指(複数)を小頭の車のダッシュボードにあるのを見つけてしまい真面目に生きようと思ったり
◯嫁に「今年の分」っていってデパ地下で買い求めた高級チョコレートを渡す小頭。五年前の離婚危機からこっち、逆バレンタインが続いてる。
◯嫁と喧嘩した翌朝を想像すると萌える
◯嫁が一番だけど……っていう小頭。つまり他にもいるんですよ。コレ(立てた小指)が。
→場末のホステスと、フロント会社の受付嬢
→受付嬢と嫁は流血沙汰の大喧嘩に発展します
◯いろいろやらかして、嫁にハゲができたので反省する若かりし頃の小頭
◯オイタした小頭に陰湿な仕返しを計画する嫁。しかしそんなこと小頭はお見通しなわけ。悔しがる嫁が泣きながらしょっぱい夕食作るのが一番の仕返しなの。でも浮気はやめない。
◯小頭がお勤めしてる間、嫁は子ども食べさせるためにスーパーでパートするの。たまに来る桜のハンコが押してある手紙を何度も読み返してがんばる嫁。
以上のことより、
小頭と嫁の出会いは中学校入学の頃。すでに不良の道を進んでいた小頭は、先輩たちと違法に改造したバイクに乗って夜の街を賑やかに走り回っていました。
嫁は小頭がバットで喧嘩相手の頭をフルスイングしたりしているのを怖いと思いながらも、手芸部で作ったテディベアを上手だと褒めてくれた小頭のことが気になります。
「あの人、怖い人だけどでも優しい人なんだ」
友人には理解されません。でも嫁は高校に進学しても小頭のことが好きでした。
「もう俺に構うな」
喧嘩でボロボロになった小頭の制服を繕う嫁に言ってみますが、好いてくれる嫁が小頭も好きでした。
嫁の家は貧乏だったので、高校を卒業したら地元の小さな工場で働くことになっていましたが、小頭の子どもができてしまったので結婚することになりました。
でも結婚した頃から小頭が浮気するようになりました。子どもが小さい頃、帰ってこなくなったアパートを引っ越して母子家庭でがんばろうかと思いつめていたところ、背中に嫁に似せた観音様を背負った小頭が帰ってきました。
本当は嫌だったけど、覚悟の現れだという小頭がかっこいいなあと思っていたらもう一人子どもができました。
いろいろなことがあったけど、ある時警察がきて小頭は連れて行かれてしまいました。裁判にも行きましたが、とうとう傷害致死罪でX年の有罪判決が出て、刑務所へ行かなければならなくなりました。
小頭は何も嫁には言いませんでした。いつも大事なことは何も言いません。子どもが生まれた時は「よくやった」と褒めてくれましたがそれだけです。周囲は嫁に離婚をすすめました。
「離婚したら、あの人が帰る家がなくなるから」
スーパーのレジ打ちの仕事をしながら待ちました。たまに小頭からも手紙がきます。手紙には記入済みの離婚届が入っていることもあります。ぐちゃぐちゃに丸めたものを伸ばしたものです。
捨ててしまおうかと思いましたが、その離婚届でさえ遠く離れた小頭との繋がりのように思えて丁寧に折り畳んで引き出しにしまいました。
そして小頭出所の日、嫁は黄色いハンカチをアパートのベランダに干す、と。