移転する前からはじめていたこの拝啓彼氏様ですが、本当はこんなに長くまで書くつもりは無かったんですよね。ただ、魔王な幸村君に怯えながらもツンツンする彼女さんを書きたくてはじめました。

しかし、高校卒業した後も書きたくなってしまい、まさかの大学編まで突入してしまいました。だけど大学編は甘いシーンがあまりなく、切ないばかりでした。
大学生が終わったら社会人です。そんな中で幸村君は留学という道を選んで、それを彼女に「待っていて欲しい」と言うことの重さを彼は十分にわかっていたんだと思います。それが辛い事も苦しいことも寂しい事も分かっていて、彼は一度離れることを決断したんです。きっと。

なんだかんだいって、ヒロインちゃんだけでなく幸村君もツンデレ気味だったので最後にやっと素直にさせてあげることが出来てよかったです。

連載中、本当に沢山の方にメッセージを頂いて嬉しかったです。
この作品は、このサイトでも一番多くの方に読んでいただいていたみたいで、毎回更新する度に反応が返ってきて嬉しかったです。

拝啓彼氏様はこれにて終わりです。
次に彼女たちが出会う頃には「彼氏様」ではなくなりますので。個人的に彼氏様としての幸村君が書きたかったので、ここで終わらせるのがベストだと判断しています。

幸村君が帰ってきてからきっとすぐに結婚式なんだろうな、と考えながらも、続きはご想像にお任せいたします!

本当に本当にお付き合いありがとうございました。


ありがとうございました。
これからもよろしくお願いいたします。


H24・9・17 弥生坂 純




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