*クラクラベイビーの幸村さんに彼女についてあわよくば胸のサイズを語ってもらいたいんですが?

「あー、うん。前までBだったけど、俺が開発したから今はCかDくらいかな」
『いや、なに爽やかに言ってるの? 馬鹿だよね、あんた馬鹿だよね』


あの後、俺の部屋に帰ってしっかりと体に教え込んであげたわけだけど。何がって、俺がこいつのことをどんだけ好きかってことを。大体、なんで俺のファンとかいう変な奴らの発言に左右されてるのかわからなくて、結構頭に血が上ってたし、それ以上にいつもよりも可愛い威力倍増なんだから、そりゃ盛ってもしかたないよね。俺も男の子だもん。それでもって名前が泣きじゃくりながら降参してくるまでは愛してあげたわけであって、それ以来どうもツンデレがぶり返してしまった。まあ、これはこれで可愛いからいいんだけど。そんなことを考えながらとりあえず隣に座る俺の愛おしい彼女さんの二の腕を鷲掴みしてやった。


『いっ、ちょ、何っ』
「うーん、やっぱり胸のほうが感触はいいね」
『感触はいいね、じゃないからね。何言ってんの馬鹿』
「いやぁ、それにしても大きくなったよね。あの時押し倒した俺間違ってないよね」
『っ、な、なんの確認よっ』
「別にいいだろ? 名前見てると襲いたくなるんだもん」
『馬鹿っ。嫌いっ』


あ、怒った。でもそれと同時に顔赤くなった。俺のこと好きなくせに、本当にツンデレだよね。そんなことを思うと不意に口元が緩んだ。俺からしてみれば、こいつの可愛さに嫉妬して変な妬みをされたんだろうな、とか思うんだけど、どうもこのツンデレ彼女さんは自分に自信がないみたいだし。まあ、そんなところも好きだなあ、なんて思ってしまう俺はきっと重症。
拗ねたようにそっぽを向いた彼女は、しばらくすると心配そうにちらりとこちらを見つめてきた。ああ、もう。そういう目されると、また食べたくなっちゃうんだけど。本当に学習能力ないよね。苦笑をこぼしながらも、とりあえずそっとその体を抱きしめる。


『せ、いいち。……ごめんなさい。……言い過ぎた』
「ん」
『……嫌いになった?』
「……この間の愛し方じゃ満足いかなかった?」
『じっ。十分ですっ』


おそるおそる顔を上げた彼女はちょっとはにかんで「好きだよ」と頬を染めた。ああ、これはまた俺の理性が試されているな、なんて感じながらもとりあえず今は抱きしめることに専念しないとな。






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>倫子様
質問ありがとうございました!
倫子様が一番乗りでありました。嬉しい限りです!
くらくらべいびーのヒロインちゃんの胸は、大きくもなく小さくもなくです。
ちょうど良いサイズです。ベストサイズです///
精市君のおかげできっとこれからも大きくなることでしょう。はい!
こんな変態ですが、どうぞこれからもよろしくお願いいたします!
ありがとうございました。





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