雨の日には、あの日の決断が間違いだったのではないかと泣きそうになる。
勿論あの日、あの決定をしていなければ、今の私はいないのだから、この選択は良いと考えるしかない。
身体のだるさを覚えて起き上がれば、ちょうど帰宅したらしい蓮二君がこちらに目をやった。




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