『みなさんこんばんわ。最近少しばかり涼しくなってきましたね。パーソナリティのりんです。この番組では、毎回テニスの王子様に出演されているキャストの皆様をお呼びし、リスナーの皆様からいただいた質問に答えていただく番組です。今日は記念すべき第一回目放送ですね。それでは、本日のゲストの方はこちら』
「どうも、立海大附属中テニス部部長役の幸村精市です」
『こんばんわ幸村君』
「ふふ、相変わらず綺麗な声してるよね。今夜俺の……」
『はい、変なことを言わないでくださいね。ということで、さっそく質問に移りましょう』
「俺の扱いがすごく雑だね。うん、でも構わない。それが君なりの愛情表現だってことは俺だけじゃなくて周知の事実だしね」
『……はあ。……はい、ではペンネーム雪紫天音さんからのお便りです』
「俺と同じ苗字だね」
『えっと、最近幸村が好きすぎておかしくなりかけてるんですが、どうしたらいいんですか、ということで……。ああ、かわいい絵文字つきですね。かわいい』
「ああ、なるほどね。それは大変だね。そうだなあ、俺の試合とか見に来てくれたらサービスするよ?」
『どうやって?!』
「ほら、それはさ、相手にイップスしたり、審判にイップスしたり、メンバーに……」
『質問の答えになってません』
「えー、……わかった分かった」
『あ、なんかスイッチ入ったみたいです』
「えっと、天音さん。お便りありがとうね。俺のことをそんなに考えてくれてるんだ。嬉しいな。でも、俺のことばかり考えながら歩いてたりして、事故でも起こしちゃったら大変だろ? 俺としては、毎日でも毎分でも毎秒でも俺のことを考えていてほしいけど、君が危険な目に合うのは嫌なんだ。だから、眠る前とかに俺のこと考えてみて。ほら、そしたら俺が君の夢の中に出てこれるだろ? これからも、俺の応援よろしく頼むよ。お便り本当にありがとう」
『……うわあ、すごい。イケメンです』
「うん。こんな形でいいのかな? なんだか、解決しているようなしていないような……申し訳ないな。苦労かける」
『いやいや。いいと思いますよ。天音さんお便りありがとうございました』
「……なるほどね、番組はこんな流れか」
『あ、はい。こんな流れです。お便りが来るたびに、そのキャストさんをゲストにお呼びしていきます』
「もちろん、次も俺のターンだけどね」
『……ということで、はい。ではお時間が来たようです』
「なんだかもっと扱いがひどくなってるね。まあ、いいけど」
『では、次回もお楽しみに。ここまでお送りしたのは、パーソナリティの大平りんと』
「ゲストの幸村精市でした」
『みなさん、よい一日を』
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≫雪紫 天音様
天音様っ!
さすが天音様!一番乗りでコメントくださるなんて、大好きですよww
五万打ありがとうございます。忍者の如くですね。愛情を感じます。
これからも頑張ります。また今度、そちらにも遊びに行かせてもらいますね。
お便りありがとうございました。
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